本当にあったアタックナンバー1・・・の血が騒ぐ
韓流中学生としてデビューした「あーちゃん」は初日から電車に酔うというハプニング?を乗り越えて元気に登校しています。
学校のリズムをつかむまでは少し大変そうでしたが、持ち前のコミュニケーション能力の高さでカバーしているようです。
友達も早速できたようで、部活動を何にするか迷っているようです。
入学前には、「舞踊部」に入りたいと言っていましたがバレーボールの同好会があると聞くと早速体験入部をして帰って来ました。
「あーちゃん」は小学生の時にバレーボールのチームに入っていましたが親の私たちの都合で途中でやめさせていました。
先生にも相談してから決めてくるように言うと担任の先生はバレーボール部の顧問の先生なのでした~
「あと二人入部したら、同好会からクラブにするんやけどなぁ・・・」
これを聞いた「あーちゃん」を止めることはもうできません!
早速クラスの子を説得にかかり二人を誘って堂々とバレーボール部に入部したのでありました。
平日の1日
「あーちゃん」の学校生活
朝、5時半から6時の間に起床
(私が起こし続けている時間です)
6時半 家を出る
自転車で最寄り駅まで約10分
電車で1時間チョッと
到着駅から送迎バスが出てるが全員が乗れるとは限らない
歩くと約30分
8時半までに登校する
7時間授業終了後、各自任意で補習授業を受けてクラブ活動
最終下校は夏季6時、冬季5時半
帰宅は19時半から20時
夕食、入浴後自宅学習
22時から23時に就寝
近所の工場に勤めている私より早く家を出て遅く帰ってきます。
いくら自分で選んだ道とはいえ13歳の子にとってはかなりハードなスケジュールです。
帰りの電車で居眠りをして乗り過ごす事もしばしばですが、学校生活はとても楽しいようです。
地元の中学校に行ってたらとても体験できない事や先輩(ソンベ)たちとの交流が「あーちゃん」のモチベーションを保たせているのでと思っています。
そんな「あーちゃん」の通学のお供はプレーステーション・ポータブルです。
家庭訪問
入学してしばらくすると、家庭訪問があります。
「あーちゃん」の担任の先生はバレー部顧問の先生です。
クラスでは一番遠くから来ていることになる「あーちゃん」の所にも先生は道に迷いながら車でやってきてくれました。
花粉症の鼻を「チュン、チュン」いわせながら、学校での様子を話してくれたり家庭での普段の生活を聞いてもらったりしている内に1時間近くも話し込んでいました。
通学時間の長さと家庭学習の面を気にかけてもらい、若い先生ですがとても真面目で熱心さが伝わってくる先生でした。
もう夜の8時を回ったくらいになっていましたが、先生は「これからもう一回報告のために学校に帰らないといけない」と言って帰って行きました。
「先生(선생님)長い時間ひきとめてしまってゴメンナサイ(미안합니다)、ウチの相方は話し出すと止まらないのです。」来年の家庭訪問にはこの教訓を活かして下さい。
ちなみに先生が帰った後まだまだ話し足りない相方は約2時間もの間、眠くなって眼が半開きの私に一人しゃべり続けていました(>_<)
遅れてやってきた新入生
1学期も半ば近くになってそろそろ初めての定期試験がやって来ようかとする時、その子はやって来ました。
地元の中学校でデビューに失敗して先輩に目をつけられて不登校になっていた「あーちゃん」の小学校の同級生なのでした。
どうやら小学校の先生に相談した時に「あーちゃん」が行ってる学校の事を聞いたらしく、当時の担任の先生とその子の母親から電話がかかってきました。
ウチの相方は「入らせてくれることは簡単だけど、馴染めるかどうかは本人次第だしウチの子は面倒は見ませんよ。それでもよければ・・・」
とあまり歓迎しない対応をしていました。
それでも「あーちゃん」は一緒に通う子が出来たでけでウキウキして浮かれていました。
入ってしばらくの間は朝は一緒に通っていましたが、相方の予感通りその子は朝迎えに行った時間にはまだ支度が出来ていなくてその子の家の前で10分から15分ほど待たされることが多くなってきていました。
電車もギリギリになり、送迎バスにも乗り遅れて走って学校に向かわないと遅刻するくらいの時間になることが多くなってきていたようなので「朝は迎えに行かなくていい、駅の構内で待ち合わせるようにして自分が乗る電車が来るまで待ったら?」とアドバイスをしてどうにかなりましたが危うくその子のペースに巻き込まれるところでした。
学校では、優秀な生徒には奨学金がもらえるので「あーちゃん」はそれを目指していました。
テストの成績もそうですが、遅刻などの生活態度も考慮されるのでたった1度の遅刻も許されないのです。
遅れてやってきた新入生はマイペースで学校には馴染みましたが、それでも学校に来たり来なかったりです。
学校に対するテンションがあまりにも違う2人は交り合う事もなく一定の距離を保って同じクラスにいるのでした。
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